子どもは親の所有物ではない

私が子育てにおいて一番根底にある考え方は、『子どもは親の所有物ではない。』と言うことです。どんなに小さくて、一人では何も出来ないような赤ちゃんでも、生まれた瞬間から子どもは一人の人間であり、親の所有物ではないのです。

この考え方が根底にあると、子育てが断然楽になります。

子育てにイライラしてしまう、子どもが言うことを聞かなくて嫌になる。と言う方は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

 

自分の考え方を変える

子どもはまだ、心身ともに成長途中です。自分ではまだ出来ない事に色々挑戦して、そこでの経験を通して学び、成長していくのです。

 

 

しかし、我が子を、さも自分の所有物のように思っていると、どうなりますか?

また、自分とは切り離した、一人の人格を持った人間であると思っていると、どうですか?

 

もし考えの根底に、我が子を自分の所有物のように思っているような事があるならば、子どもが思い通りに動いてくれなくてイライラするでしょう。そして子どもに対して怒り、何が何でも自分の言う通りに行動させようとします。

 

しかし考えの根底に、たとえ我が子であろうと自分とは別の人間、一人の人格を持った人間という風に思っているならば、子どもが自分の指示どおり動いてくれなくて当然。と言う風になります。

 

要は考え方次第なんです。

 

自分とは違う人間なんだから、自分とは違う価値観を持っていて当たり前。

大人同士なら当たり前に分かるのに、なぜか我が子に対しては、自分の所有物という考えを持ってしまっていませんか?

 

このような考え方から脱却出来ると、親子の関係性が上下から対等になり、子どもがのびのびと自分の能力を発揮していけるようになるでしょう。